「生活再建、より速く」 国交相、豪雨被災地の熊本県南地域を視察

熊本日日新聞 | 2021年11月28日 07:09

球磨川右岸に立ち、昨年7月の豪雨の被災状況などを聞く斉藤鉄夫国土交通相(中央)=27日、球磨村

 斉藤鉄夫国土交通相は27日、昨年7月の豪雨災害で被災した熊本県南地域を訪れ、球磨川の治水対策や復旧工事の現状を視察した。「想像以上に爪痕が深い。被災者の生活、なりわい再建へさらにスピード感を上げる必要がある」と語った。

 斉藤氏は球磨川の氾濫で甚大な被害を受けた球磨村渡の茶屋集落を訪ね、流失した相良橋が仮橋で復旧した様子を確認。同省八代河川国道事務所の服部洋佑所長らから、治水対策の一環として検討中の遊水地や引堤の整備について説明を受けた。県内区間の運休が続くJR肥薩線の坂本駅(八代市坂本町)も視察した。

 その後、人吉市で蒲島郁夫知事と非公開で意見交換。冒頭、支流・川辺川での流水型ダム建設を含む流域治水プロジェクトについて斉藤氏は「引き続き自治体と協働して取り組む」と語った。肥薩線に関しては「関係自治体と連携し、復旧を支援していく」と述べた。

 斉藤氏は28日、湯前町でくま川鉄道の部分運行再開記念出発式に臨む。(小山智史)

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