くま川鉄道、沿線をきれいに 豪雨で運休中、湯前町住民ら再開向け清掃

熊本日日新聞 | 2021年10月17日 18:48

くま川鉄道の沿線で除草作業をする湯前町の住民ら。右後方は湯前駅=同町

 昨年7月の豪雨で被災し、全線運休中のくま川鉄道が一部区間で運行を再開する見通しになったことを受け、終着駅がある熊本県湯前町の住民らが17日朝、町内の沿線約1・6キロで草を刈るなど清掃作業に励んだ。

 同鉄道は球磨川に架かる第四橋梁[きょうりょう]が流失し、保有する全5車両が浸水するなど甚大な被害が出た。15日の再生協議会で11月下旬、全線24・8キロのうち肥後西村[にしのむら](錦町)-湯前間18・9キロの再開方針が示された。

 清掃は、町が呼び掛け、老人会や文化協会、湯前小・中学校などから約350人が集結。湯前駅から新鶴羽駅(多良木町)近くまでの線路一帯を鎌や草刈り機できれいにし、湯前駅にビオラなどを植栽した。

 町民挙げての清掃は昨年10月に続き2回目。人吉高3年の娘が代替バスで通学している会社員の岩野君枝さん(48)は「バスだと朝が30分早く、夜は30分遅い。待望の部分開通。以前と同じ時刻表にしてもらえれば助かる」と汗を拭った。(坂本明彦)

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