カスミソウ、淡く白く 菊池地域で出荷始まる

熊本日日新聞 | 2021年09月28日 22:20

カスミソウを一本ずつ丁寧に収穫する生産者の阪本貢紀さん=菊陽町

 カスミソウ生産が盛んな熊本県の菊池地域で今季の出荷が始まり、農家が収穫作業に励んでいる。出荷は来年6月末まで続き、クリスマスや年末年始、5月の「母の日」の時期にピークが訪れるという。

 熊本は全国1位のカスミソウ生産県。JA菊池管内では農家41戸が約24ヘクタールで栽培し、JA単位での生産量は宇城に次いで全国2番目に多い。花が約1センチと比較的大きく、日持ちが良いのが特徴だ。今季は長雨の影響で一部に生育の遅れが出て、出荷量は例年よりやや少ない317万本を見込む。品質は茎の曲がりもなく良好だという。

 菊陽町久保田のハウスでは、生産者の阪本貢紀さん(26)が、真っ白な花を咲かせたカスミソウを一本一本、丁寧にはさみで切り取った。新型コロナウイルスの影響でイベント需要が低迷しており、阪本さんは「感染が落ち着き、結婚式などのお祝い事にたくさん使われるよう願っている」と話していた。(中村美弥子)

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