肥後銀行が副業制度導入へ 多様な働き方認める 10月から

熊本日日新聞 | 2021年09月28日 07:50

 九州フィナンシャルグループ(FG)と傘下の肥後銀行は10月1日から、休日などに従業員の副業を認める。職場内だけでは得られない成長を実現し、従業員満足度の向上や組織の強化につなげるのが狙い。

 想定する副業は、資格や能力を生かした講演や講義、スポーツ指導、通訳、観光ガイド、装飾品といった自分の作品の販売、ユーチューバーなど。利益相反につながる事業、深夜や危険な業務は除く。許可制で、他社と雇用契約を結ばない形態とする。入社3年未満や短時間勤務ではない従業員が対象。

 九州FGは2023年度までの中期経営計画の人材戦略で、多様性の尊重と働きがいの向上を掲げる。副業制度の導入はその一環。肥後銀の従業員組合のアンケートでは、「副業を始めたい」と答えたのは18%、「様子を見て検討する」は36%に上ったという。

 九州では、九州電力と九州電力送配電が5月から、福岡市の本店勤務の社員約2300人を対象に副業制度を試行。6人がコンサルタントや講師などに従事している。九電は「社員が自分の可能性に挑戦できる制度を充実させることが、チャレンジする組織風土につながる」としている。(中原功一朗)

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