国交省、宅地かさ上げで個別に目安 球磨川の治水策、芦北町で説明会

熊本日日新聞 | 2021年09月24日 10:30

「宅地かさ上げ」と「輪中堤」について国土交通省の職員(奥)らから説明を受ける白石地区の住民ら=23日、芦北町

 国土交通省八代河川国道事務所は23日、昨年7月の豪雨で氾濫した熊本県の球磨川の治水策として計画している「宅地かさ上げ」と「輪中[わじゅう]堤[てい]」について、芦北町の2会場で住民説明会を開いた。かさ上げ高について、個別例を挙げて目安を示した。

 説明会は球磨村に続き2回目。豪雨災害での水位をベースに、河道掘削や流水型ダムの建設など治水策を取った上で求めた水位を基にかさ上げ高を算出。白石地区のある場所では、1・6メートルを目安に検討しているとした。

 同町では白石地区や鎌瀬地区など最大8カ所で対策を講じると説明。今後、対象世帯(約80世帯)に被災した建物の現状や、かさ上げを希望するかどうかを調査して実施戸数を決める。

 町大野出張所であった説明会には、白石地区や小口地区の住民約20人が出席。住民からは「地区を通る県道もかさ上げされるのか」「かさ上げ時の仮住まいはどこになるのか」などの質問が出た。

 この日、告[つげ]の生涯学習センターでもあり、鎌瀬地区の住民ら約10人が出席した。24日は、同町の吉尾地区である。(山本文子)

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