コロナ収束願い、特製絵馬 藤崎八旛宮、中止の「馬追い」奉納団体

熊本日日新聞 | 2021年09月20日 11:44

神幸行列の様子を描いた絵馬を奉納した奉納団体「鳥居基」のメンバー=熊本市中央区

 藤崎八旛宮(熊本市中央区井川淵町)例大祭のハイライト、神幸行列が行われる予定だった19日、最古参の奉納団体「鳥居基[とりいもと]」のメンバーが同神社に特製の絵馬を奉納した。勇壮な「馬追い」が呼び物の行列は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2年連続で中止となった。

 絵馬は縦30センチ、横40センチ。団体メンバーで、崇城大芸術学部で日本画を専攻する嶋田龍栄[りゅうえい]さん(21)=中央区=が、朝日に照らされた馬が神社を出発していく様子を鮮やかに描き出している。裏には地元碩台小の6年生約30人が、「コロナがなくなりますように」などと願い事を書いた。

 同団体は、碩台校区の住民らで作り、奉納順は一番と決まっている。役員の藤本惇さん(48)は「神幸行列の実施は来年以降も見通せず、形が変わっていく可能性もある。神社への奉仕などを通じて、“一番”のプライドを途切れさせないようにしたい」と話した。

 同神社ではこの日、ご神体を乗せた車が新町の御旅所まで往復する神幸式や、能の奉納などがあった。例大祭は20日まで。(山口尚久)

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