親子三代で金婚表彰 あさぎり町の愛甲さん夫妻 「いつも仲良し」一家に喜び

熊本日日新聞 | 2021年09月13日 08:14

熊日金婚夫婦の表彰状を手に笑顔の愛甲利孝さん(左)と文子さん。利孝さんの祖父母、両親の分と合わせ、3代の表彰状がそろった=あさぎり町

 熊本県あさぎり町須恵の農業愛甲利孝さん(74)と妻文子さん(71)が、第63回熊日金婚夫婦表彰を受けた。利孝さんは祖父母から三代続けて、文子さんは親子二代での受賞。夫妻は念願の表彰状を手にし、一家は喜びに包まれている。

 利孝さんの祖父母、蔵平さん・リセさんは第1回(1959年)、両親の五郎兵衛さん・ツルさんは第34回(92年)の金婚夫婦表彰を受けた。自宅居間には、2枚の表彰状と写真が飾ってある。

 生前、ツルさんから「絶対に三代での金婚夫婦表彰を果たして」と激励されていたという利孝さん。「プレッシャーもあったが、ようやく迎えることができた」と10日の表彰式でほおを緩めた。

 利孝さんは、旧須恵村と、合併後のあさぎり町の元職員。総務課長などを歴任し、町議も1期務めた。地元での健脚ぶりは有名で、高校時代から球磨一周駅伝で活躍。天草国際トライアスロンには第1回大会から30回出場し、年代別で入賞3回を誇る強者[つわもの]だ。今は野菜や米づくりなどに汗を流す日々で、「好きな時に好きなだけ体を動かすこと」にこだわっている。

 文子さんは利孝さんを支え、九州・沖縄で開かれるトライアスロンやマラソン大会に3人の娘を連れて同伴。「大声で応援するのは楽しく、家族旅行みたいだった」と振り返り、「今も娘との買い物や会話が健康の秘訣[ひけつ]」と笑顔で語る。

 お祝いに駆け付けた次女の西理美さん(47)=錦町=は「いつも仲良しで夫婦げんかを見たことがない。私たち娘のことを常に気に掛けてくれ、感謝しかない」とねぎらった。(坂本明彦)

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