64歳以下「2回接種」37% コロナワクチン、熊本県内調査 市町村で格差、20~80%台

熊本日日新聞 | 2021年09月10日 10:30

 新型コロナウイルスワクチンを2回接種した熊本県内の64歳以下の割合が、8月末時点で37%だったことが9日、熊本日日新聞の調査で分かった。市町村別では50%以上が13自治体に上った一方、10自治体が20%台にとどまっており、自治体によって大きな差が出ている。

 国と県は、高齢者とすべての対象者(12歳以上)の接種率を公表しているが、64歳以下に限った接種率は公表していない。市町村別の接種率も「自治体間の競争をあおりかねない」として非公表。熊日は県内45市町村に、8月31日時点の接種人数を調査、集計した。

 64歳以下の2回接種率の県内最高は五木村の82%。水上村、湯前町、産山村が70%台で続いた。60%台が3町、50%台が6市町村、40%台が13市町村、30%台が9市町村。

 接種率が20%台だったのは荒尾市、宇土市、上天草市、天草市、合志市、大津町、菊陽町、益城町、山都町、南阿蘇村。人口が中規模の自治体で低い傾向があった。64歳以下の接種対象者が約45万5千人に上る熊本市は41%で、県全体の接種率を上回った。

 接種率が高い水上村、湯前町、産山村は集団接種や巡回接種を終了したが、今後の接種希望者には個別接種などで対応する。

 ワクチン接種は、65歳以上の高齢者を優先して4月に開始。県内高齢者の8月末の2回目接種率は9割を超えた。

 64歳以下への接種は6月下旬から県内自治体で本格化したが、7月以降、国からのワクチン供給量が減少。8月下旬からさらに減り、自治体の接種ペースが減速した。

 国は10月から11月の早い時期に希望する全ての対象者への接種を終える方針。9月から10月上旬にかけて、12歳以上の8割が2回接種できる量のワクチンを配分する。

 熊日が調査した接種率の分母となる人口の基準日は、自治体によって異なる。(地方都市圏取材班)

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