浦田、まとめ役でチームを一つに 東京パラ・ゴールボール女子「銅」

熊本日日新聞 | 2021年09月04日 09:40

【ゴールボール女子3位決定戦・日本-ブラジル】後半に途中出場し、ボールを追う浦田=幕張メッセ(高見伸)

 ゴールボール女子の日本は3位決定戦でブラジルに6-1で完勝し、銅メダルをつかんだ。「最後の最後に、チーム一丸で最高のパフォーマンスを発揮できた」。浦田理恵(総合メディカル、熊本県南関町出身)は、試合終了と同時に両手を高く突き上げて歓喜した。

 世界ランク5位の日本は、同3位のブラジルと1次リーグで引き分け。厳しい戦いも予想されたが、序盤に次々と得点を奪い、守備でも集中して相手ボールを止めた。前半で5-0と大差をつけて勝負を決めた。

 終盤は浦田を含むベンチメンバーも交代で出場し、6人全員が最終戦のコートに立った。浦田は「良い形でつないでくれた。しっかり締めて終わろう」と、仲間を鼓舞してリードを守り抜いた。

 2012年ロンドン大会以来の頂点には届かなかった。それでも、若手と中堅、ベテランが融合して勝ち取った価値あるメダルだ。チーム最年長の44歳がまとめ役を託された。「合宿を重ねる中で、コートの内外でも互いに思いやれるようになった」と、抜群のチームワークが大きな武器となった。

 新戦力が台頭し、収穫も多かった日本代表。3年後のパリ大会に向けて問われた浦田は、にっこりと笑顔を見せた。「フランス? 行ってみたいな」(野方信助)

ゴールボール女子3位決定戦で勝利し、チームメートと抱き合って喜ぶ浦田(右)

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