豪雨被災の佐敷小が復旧 1年2カ月ぶりに児童の声響く 芦北町

熊本日日新聞 | 2021年09月02日 08:00

校舎が復旧した佐敷小の始業式で、ビデオ会議システムで浜田良彦校長の話に耳を傾ける児童たち=1日、芦北町

 昨年7月の豪雨で被災した熊本県芦北町の佐敷小校舎の復旧工事が完了し、2学期が始まった1日、約1年2カ月ぶりに児童たちの明るい声が教室に響いた。1学期までは、一部の学年が運動場に設けたプレハブ校舎で授業を受けていた。

 町中心部の佐敷川近くにあった校舎は、豪雨で1階や体育館が床上浸水。児童たちは昨年10月まで、約8キロ離れた町内の田浦小・中の空き教室に分かれて登校していた。元の校舎に戻ってからも、1階に教室があった1年と3年、特別支援学級の児童たちはプレハブ校舎を使っていた。

 この日、児童約250人が元気に登校。ビデオ会議システムを使って各教室をつないで開かれた始業式で、浜田良彦校長は「多くの人の支えで校舎が復旧できた。周りの人に感謝や思いやりの気持ちを持ち、みんなで協力して2学期を過ごそう」と呼び掛けた。

 復旧を終えた真新しい教室に入った3年の草野幹太君は「元の教室に戻れてうれしい。2学期もみんなで勉強や運動を頑張りたい」と笑顔だった。

 校舎1階が床上浸水した佐敷中の校舎も復旧が完了。2学期が始まった8月30日から使用している。(山本文子)

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