くまモン、空から復興応援 ソラシドエア、旅客機ラッピング 

熊本日日新聞 | 2020年10月1日 17:00

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「みんなで頑張るばい!くまモン号」の前に並ぶソラシドエアの高橋宏輔社長(右から2人目)ら=熊本空港

 ソラシドエア(宮崎市)は、7月豪雨の被災地の復興を応援する旅客機「みんなで頑張るばい!くまモン号」の運航を始めた。

 ボーイング737-800型1機の前方と後方の計3カ所に、くまモンのイラストをラッピング。9月15日に就航し、羽田空港と九州各地を結ぶ路線など同社の全13路線で、約3年間運航する。

 30日、熊本空港で機体を報道陣に公開し、高橋宏輔社長が「くまモン号が日本の空を飛び回ることで、多くの人に熊本への関心を持ってもらい、被災地の復興につなげたい」と話した。

 同社は熊本県に義援金100万円を贈ったほか、マイレージ会員から寄せられた「義援マイル」をもとに、日本赤十字社に約89万円を寄付している。(立石真一)