東京五輪、異例の無観客で開幕

テニス大坂なおみが聖火ともす

共同通信 | 07月24日 00:13

 国立競技場で打ち上げられた花火。緊急事態宣言下、開会式も無観客で行われた=23日夜
 国立競技場で打ち上げられた花火。緊急事態宣言下、開会式も無観客で行われた=23日夜

 第32回夏季オリンピック東京大会は23日夜、東京都新宿区の国立競技場で開会式が行われた。新型コロナウイルスの影響で史上初の1年延期となった大会は、開催都市、東京が緊急事態宣言下にある中で幕を開けた。開会式も含め大半の会場が無観客。感染拡大への不安や直前まで相次いだ大会組織委員会の混乱で祝祭感が漂わない異例ずくめの祭典となる。式のクライマックスでは、テニス女子の大坂なおみ(23)=日清食品=が球体の聖火台に点火した。

 1964年東京大会以来、57年ぶり2度目の日本での夏季五輪には不参加となった北朝鮮を除く205カ国・地域と難民選手団を合わせ約1万1千人の選手が参加。8月8日までの17日間で、史上最多の33競技、339種目を実施する。

 開会式には選手、役員約6千人が参加。大会名誉総裁を務められる天皇陛下、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長ら参加者が新型コロナの犠牲者のために黙とう。華美な演出は控えられ、無観客のスタジアムに歓声は響かなかった。天皇陛下の開会宣言は「祝い」の文言は使われず祝祭感を抑えた表現となった。

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