「身近な医療機関で」7割 新型コロナワクチン接種、熊本市の意向調査

熊本日日新聞 | 2021年06月18日 08:00

 熊本市は17日、6月上旬に実施した新型コロナウイルスワクチン接種の市民意向調査の結果を公表した。接種を希望する割合は世代が上がるほど上昇し、65歳以上が98・5%に達した。すべての世代で、集団接種より身近な医療機関での個別接種を希望する割合が高かった。

 調査は今後の接種の参考にするため、5~9日に市公式LINE(ライン)登録者約7万9千人を対象に実施。8319人(65歳以上1883人、64歳以下6436人)から回答を得た。

 接種を「希望する」と答えた人の割合は10代が最も低く80・0%。20代80・7%、30代82・4%、40代85・0%、50代92・1%、60~64歳94・4%と、世代が上がるほど高い傾向となった。

 また、「希望しない」とした人に選択式で理由を尋ねたところ、64歳以下の78・8%が「副反応が怖い」と回答。65歳以上でも60・0%が副反応への懸念を挙げた。

 医療機関と集団接種会場のどちらで接種を受けたいかとの問いには、全世代平均で70・1%が医療機関を希望。65歳以上は80・0%に上った。

 市内の集団接種会場を巡っては第2、3期予約終了後、熊本城ホールを除く5カ所で予約枠が95%以上埋まったのに対し、同ホールは73%にとどまった。市は残った予約枠で教職員や障害者福祉施設の職員などに接種する予定。

 集団接種希望者が少なかった結果について市感染症対策課は「なじみがあり、安心できる医療機関で接種したい人が多いようだ。熊本城ホールが少なかったのは、まん延防止等重点措置の期間で、市中心部への移動をためらう人が多かったのではないか」とみている。

 調査結果は17日の市議会厚生委員会で公表。14日現在の65歳以上の1回目接種率が35・7%(7万2343人)だったことも明らかにした。(河内正一郎)

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