濃度低いワクチン、6人に接種 熊本県山都町 抗体検査で特定、再接種へ

熊本日日新聞 | 2021年06月17日 19:45

 熊本県山都町は17日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種で、高齢者6人に規定より大幅に濃度が低いワクチンを接種したと発表した。健康被害は確認されておらず、今後、6人の特定を進めて再度接種する方針。県内でワクチンの誤接種が明らかになったのは初めて。

 町健康ほけん課によると、5日午後、町内の集団接種会場で計55人に2回目を接種。10日になって接種した医師から指摘があり、町が調べたところ、使用済みワクチンの瓶に対し、希釈した生理食塩水の瓶が1本多かったという。

 通常、少量のワクチン原液が入った瓶に生理食塩水を加えて希釈し、注射器で吸い上げて接種する。今回、注射器で吸い上げた後の使用済みの瓶に、再び生理食塩水を加えて接種したとしている。

 町は濃度の低いワクチンを接種した可能性のある55人全員に説明して謝罪。21、22の両日、希望者の抗体を検査して6人を特定し、改めて接種する予定。

 町はミスを受けて、集団接種会場でのワクチンの受け渡し方法などの手順を見直した。(鹿本成人)

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