梅毒、前年ペースで増加 熊本県感染症情報

熊本日日新聞 | 2021年06月17日 19:39

 7~13日の熊本県感染症情報によると、性的接触などでうつる梅毒の患者2人が県内医療機関から報告された。今年の累計は46人。県健康危機管理課によると、過去2番目に多かった昨年並みに増えている。

 同課によると、梅毒は感染者と粘膜や皮膚が直接接触することでうつる。感染初期には感染部位にしこりができたり、股の付け根のリンパ節が腫れたりする。予防にはコンドームを推奨し、重症化を防ぐため早期の受診や抗菌薬治療を呼び掛けている。また、妊婦は胎盤を通じて胎児に感染、死産などにつながる恐れがあるという。

 全国では2013年から増加。県内では17年(78人)から19年(139人)まで右肩上がりに急増。今年は20年(135人)と同ペースで増えている。

 コロナ禍での流行継続について、同課は「性風俗産業への従事や利用が要因の一つと考えられる」と話している。

 県内50定点の医療機関報告は、感染性胃腸炎114人(前週比11人増)、手足口病59人(35人増)、RSウイルス感染症54人(25人減)だった。(川崎浩平)

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