漂着のアマビエ像、守り神に 八代市坂本町から流出、宇城市の戸馳島へ

熊本日日新聞 | 2021年06月13日 11:00

道の駅坂本から流出し戸馳島で見つかったアマビエ像。右は宮川勝さん=9日、宇城市三角町

 昨年の7月豪雨で熊本県八代市坂本町の「道の駅坂本」から流出した木彫りのアマビエ像が、流れ着いた宇城市三角町の戸馳島で大切に祭られている。管理する宮川勝さん(71)は「新型コロナウイルスから島を守る守り神。いずれは道の駅に返したい」と話している。

 丸太を削り出して作られた像は、直径約30センチ、高さ約70センチ。豪雨から10日ほど後、宮川さんが、島西側にある自宅前の入り江で、海岸を埋め尽くした漂着物の中から見つけた。

 昨年7月23日の本紙「ハイ!こちら編集局」に像を見つけたことが掲載されると、八代市の住民から連絡があり、道の駅で販売していたチェーンソーアート作品と分かった。

 傷まないようにニスを塗り、発見した堤防近くに設置。マサキや茶などを供えると、近所の人も手を合わせるようになったという。

 戸馳島と道の駅坂本の間は、直線距離でも20キロ以上。「はるばる流れ着いたことに縁を感じる」と宮川さん。「道の駅が全面再開したら返却したい。水害を乗り越えたシンボルとして飾ってほしい」と話した。(石本智)

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