根岸英一さん死去

10年のノーベル化学賞

共同通信 | 06月12日 09:35

 メダルを手に笑顔を見せる、ノーベル化学賞を受賞した根岸英一さん=2010年12月、ストックホルム(共同)
 メダルを手に笑顔を見せる、ノーベル化学賞を受賞した根岸英一さん=2010年12月、ストックホルム(共同)

 根岸 英一氏(ねぎし・えいいち=ノーベル化学賞受賞者、米パデュー大名誉特別教授)パデュー大によると6日、米中西部インディアナ州インディアナポリスの病院で死去、85歳。旧満州(中国東北部)生まれ。死因は明らかにされていない。家族は来年、日本に埋葬する意向という。

 金属のパラジウムを触媒に使い、効率的に有機化合物を合成する「クロスカップリング反応」の開発で、10年のノーベル化学賞を鈴木章・北海道大名誉教授(90)らと同時に受賞した。医薬品や農薬、液晶などの製造に応用されている。

 終戦後、神奈川県大和町(現大和市)に移住。58年に東京大工学部を卒業後、大手繊維メーカーの帝人に入社した。休職中の63年に米ペンシルベニア大で博士号を取得。帝人の退職後は米パデュー大、シラキュース大を経て、99年からパデュー大特別教授。19年に名誉特別教授。

 10年に文化勲章・文化功労者。(ワシントン共同)

記事アクセスランキング

  1. ${ranking.title}

※アクセス数(24時間以内)を元に集計

フォローする

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • youtube
  • note