焼き肉の廃棄部位も活用、ハンバーガーに 長洲町で移動販売

熊本日日新聞 | 2021年06月03日 15:28

廃棄部位の活用にもこだわった自家製ハンバーガーの移動販売を始めた今泉拓真さん=南関町

 焼き肉店で加工できずに捨てられている和牛の脂などを活用した自家製ハンバーガーの販売を、熊本県長洲町の今泉拓真さん(24)が始めた。試行錯誤の上にたどり着いた一品はくどすぎず絶妙なバランスで、新型コロナウイルス感染拡大によるテークアウト需要増もあって人気を集めている。

 今泉さんは高校卒業後に就職した会社を3年で退職し、地元でおじが営む焼き肉店や東京の人気店などで約2年間修業。独立して、昨年春に焼き肉店を開業しようとしたが、コロナ禍の影響で見送らざるを得なかった。

 飲食業への夢をどうしても諦め切れなかった今泉さん。肉へのこだわりから、キッチンカーによるハンバーガーの移動販売を思い立ち、5月から始めた。

 メニュー開発では焼き肉店で、下ごしらえ段階でやむを得ず処分していた部位の再利用にこだわった。「肉も脂もまとめてミンチに加工して、混ぜればジューシーさが際立つ」と今泉さん。一方で、「修業の時から、廃棄される肉をもったいないと思っていた。全て使い切れば環境にも優しいはず」とも。

 標準的な「たっくんバーガー」が880円。月曜は玉名市横島町公民館前、火曜は南関町関町の「特産品センターなんかん いきいき村」近くに出店。その他の出店場所などは、今泉さんTEL080(1747)0148。(田中慎太朗)

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