「千年に1度」大雨想定の浸水図公開 熊本県作成、球磨川流域や芦北地域

熊本日日新聞 | 2021年06月01日 07:06

 熊本県は31日、昨年7月豪雨で甚大な被害が出た球磨川流域や芦北地域で県が管理する中小85河川について、「千年に1度」の大雨を想定した洪水浸水想定区域図を独自に作成し、ホームページで公表した。

 区域図は、想定される最大規模(L2規模)の大雨が降った場合に、現在の洪水調節能力で水に漬かるエリアや浸水の深さを示す。人吉市街地に流れ込む球磨川支流の山田川の浸水は、場所によって0・5メートルから最大5メートル。多くの犠牲者が出た球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」があった球磨川支流の小川の合流点は、0・5メートルから最大10メートルなどとなっている。

 県は、水防法で義務付けられた県管理67河川については2020年3月に区域図を公表済み。今回の85河川は水防法上の作成義務はないが、地域の防災力向上のため、球磨川流域などを対象にした復旧・復興プランで今年5月末までに作成するとしていた。

 県は県管理407河川のうち球磨川流域や芦北地域以外でも、山間部などを除く237河川で独自に区域図作成を進めており、21年度中に作成・公表予定。(高宗亮輔)

記事アクセスランキング

  1. ${ranking.title}

※アクセス数(24時間以内)を元に集計

フォローする

  • facebook
  • twitter
  • LINE
  • youtube
  • note