ヤマト社員自殺で労災認める

名古屋地裁、業務負荷で発病

共同通信 | 12月16日 18:19

 名古屋地方裁判所=10月、名古屋市中区三の丸
 名古屋地方裁判所=10月、名古屋市中区三の丸

 宅配便大手ヤマト運輸の男性社員=当時(45)=が2016年に自殺したのは長時間労働などが原因だとして、名古屋市に住む男性の妻が労災を認めなかった名古屋北労働基準監督署の処分取り消しを国に求めた訴訟の判決で、名古屋地裁は16日、請求を認めた。長時間労働と業務中の交通事故による心理的負荷が原因で適応障害を発病したと認めた。

 井上泰人裁判長は判決理由で「時間外労働が繁忙期に1カ月130時間を超え、その後も恒常的に長時間労働をしていた」と指摘。会社が交通事故を「相応に重い出来事」として扱っていた点にも言及し、男性自身の事故が心理的プレッシャーとなったと認定した。

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