新HCにベック氏 B2熊本ヴォルターズ、チーム再建の実績評価

熊本日日新聞 | 2021年05月20日 20:52

B2熊本ヴォルターズの新ヘッドコーチに就任するドナルド・ベック氏(中)。左は住永栄一郎会長、右は西井辰朗社長兼GM=熊本市東区

 バスケットボールBリーグ2部(B2)熊本ヴォルターズは20日、B1名古屋アドバイザーのドナルド・ベック氏(67)が新ヘッドコーチ(HC)に就任すると発表した。条件付きの複数年契約で就任は7月1日。

 ベック氏は米国出身。同国の大学やベルギー、ドイツなどで指導者としての経験を積んだ。2010~15年に現B1のA東京(当時は日本リーグ、ナショナルリーグ)の指揮を執り、2年目は優勝に導いた。18年からB1富山を率いて、1季目に8強によるプレーオフ進出を果たした。

 ベック氏は就任に向け「B1昇格の目標に向かってファンやスポンサーと歩きたい」と話した。

 熊本は今季、26勝34敗の西地区6位に終わった。西井辰朗社長兼ゼネラルマネジャーは白羽の矢を立てた理由について「日本での経験も長く、リーグ下位だったチームを立て直した実績がある人物」と評価。クラブは来季テーマに「圧倒的なスピードのあるバスケ」を掲げており、選手の出場時間を分け合い、試合を通して高い運動量を求めるベック氏の指導方針と一致した。(萩原亮平)

 <一問一答>

 熊本ヴォルターズの新ヘッドコーチ(HC)に就任するドナルド・ベック氏に来季の抱負を聞いた。(萩原亮平)

 -就任の決め手は。

 「優勝を目指している点が一番」

 -どのようなチームづくりをしますか。

 「すぐに答えを出すのは難しい。ただ、守備、リバウンド、攻撃の遂行力を武器にできるようにしたい。技術や向上心、責任感のある選手を求めている。昇格するためには、全選手の総合的な努力が必要だ」

 -今季の低迷要因となった守備は立て直しが求められます。

 「最後の4、5試合を見たが、守備に課題があると認識した。A東京は守備が良かったが、日ごろの練習から意識的に指導した結果だ」

 -選手との関係で重視することは。

 「正直さが大切だ。選手は役割を果たして貢献すればいい。できなければ駄目。単純なことだ」

 -熊本のファンに向けて意気込みを。

 「ファンの素晴らしさは知っている。勝利は確約できないけど、全試合で全力を尽くして組織的にプレーをすることは約束する。会場で一緒に戦ってほしい。皆さんが誇りに思えるチームをつくりたい」

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