ソ連核に備え沖縄でミサイル分散

本土断念、「軍政下で無力」と米

共同通信 | 05月14日 18:24

 核巡航ミサイル「メースB」(国家安全保障公文書館提供、米国立公文書館所蔵)
 核巡航ミサイル「メースB」(国家安全保障公文書館提供、米国立公文書館所蔵)

 冷戦下の1960年代、中国や旧ソ連をにらむ核巡航ミサイル「メースB」が沖縄に配備された経緯の詳細が、14日までに米軍文書で分かった。米軍は旧ソ連などが原爆の数十倍規模の破壊力を持つ核兵器で沖縄を奇襲攻撃することを想定、第一撃で沖縄が壊滅的な被害を受けても、敵の追加攻撃を封じるのに必要な反撃能力を維持することを目的に、ミサイルの分散配備を決定していた。

 50年代には核搭載可能なミサイルの配備先として日本本土を検討したが、根強い反核感情を理由に断念。米統治下で核兵器を無制限に運用できる沖縄なら「住民は反対するだろうが、何もできない」と配備を決定した。

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