新型コロナ対策に82億円追加 熊本県が補正予算案

熊本日日新聞 | 2021年05月13日 16:47

 熊本県は13日、新型コロナウイルス対策に82億6900万円を追加する2021年度一般会計補正予算案を発表した。ワクチンの打ち手確保のため、診療時間外に医師らを接種会場に派遣する医療機関には、接種費用の上乗せ分を助成する。

 政府が7月末までの完了を目指す高齢者へのワクチン接種では、打ち手の確保が課題とされる。そこで、打ち手が不足する地域で休診日や診療時間外に、医療従事者を市町村の接種会場に派遣する医療機関には、医師1人1時間当たり7550円、看護師は同2760円を、従来の費用に上乗せする。事業費は6億3700万円。

 営業時間短縮要請に応じた飲食店の取引業者や、外出自粛の影響を受けた観光関連業者に一時金を支給する事業も設ける。飲食料品や割り箸・おしぼり業者などのほか、旅館や観光施設、タクシー事業者らが対象。県の要請で5月の売り上げが前年か前々年の同月比で50%以上減った事業者に、法人は最大20万円、個人には最大10万円を給付する。関連事業費に7億7400万円を充てる。

 宿泊事業者に感染防止対策の物品購入費などを助成する事業費は15億1700万円を盛り込んだ。国の事業に県が上乗せして最大750万円を助成する。山梨県のやり方に準じ、県が定める感染防止対策の基準を満たした飲食店を認証する新制度の導入費に3億900万円を計上。時短店への協力金は、今月31日までの期間延長分などで50億3200万円を追加する。

 財源は新型コロナ臨時交付金を含む国庫支出金77億7500万円など。補正後の県一般会計の総額は8834億800万円となる。県は14日の臨時県議会に、この補正予算案に加え、予算4、その他5の計10議案を提案する。(内田裕之)

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