5月の県内景気「厳しいが持ち直し」 日銀熊本支店、判断据え置き

熊本日日新聞 | 2021年05月13日 07:23

県内経済の現状について説明する日銀熊本支店の中村武史支店長=12日、熊本市中央区

 日銀熊本支店は12日、5月の金融経済概観を発表した。県内景気は「厳しい状態にあるが、基調としては持ち直している」として、前月から判断を据え置いた。新型コロナウイルスの感染再拡大で観光や飲食は低調だが、好調な生産が補うとの見方を示した。

 個人消費は、対面型サービスは厳しいが、食料品や日用品は「巣ごもり需要」もあって底堅く推移しているとした。観光は、感染が再拡大した4月下旬以降は宿泊者数が減少しているとして判断を引き下げた。

 生産は、海外の半導体関連投資が増加した汎用機械、スマートフォンや車載向けが好調な電子部品が高水準の生産を続けていると指摘。半導体不足による自動車減産の影響は今のところみられないとした。

 中村武史支店長は県内景気の先行きについて「対面型サービスを中心に下押し圧力が強まるリスクに注意する必要があるが、外需の増加などを背景に基調としては持ち直しを続ける」と述べた。(田上一平)

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