過去最多111人確認、熊本県内の新規感染 新型コロナ、クラスターも2例

熊本日日新聞 | 2021年05月08日 21:20

県内の新型コロナウイルス感染者が過去最多を更新する中、多くの買い物客らが行き交う下通アーケード=8日午後4時55分ごろ、熊本市中央区(高見伸)

 熊本県と熊本市は8日、新たに111人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1月8日の101人を上回り、過去最多を更新した。10代と20代の合計は63人で、半数を超えた。熊本市分は82人。過去最多だった前日を23人上回った。西区の70代女性は再検査で陰性だったことから、医療機関が患者の発生届を取り下げた。県内の感染確認は4623人(うち熊本市2505人)となった。

 熊本市は、中央区のバーと、南区の飲食店で会食したグループ内で、それぞれクラスターが発生したと発表。県内のクラスターは63例になった。下通の「バー ディエゴ(Bar DIEGO)」で9人の感染を確認。会食は職場の同僚で、5人の感染を確認した。下通のバー「ワルプルギス(Walpurgis)」のクラスターは客3人が増え、9人となった。

 感染者111人の内訳は、熊本市81人▽南小国町5人▽大津町4人▽人吉市、玉名市、宇城市各3人▽荒尾市、山鹿市、菊陽町各2人▽八代市、宇土市、上天草市、長洲町、氷川町、福岡県各1人。
 年代別は、20代48人▽10代15人▽30代13人▽40代12人▽50代10人▽60代7人▽70代、80代各3人。

 また県警は、熊本南署(熊本市南区)勤務の警察職員1人の感染が7日に確認されたと発表した。

 蒲島郁夫知事は、政府に対して緊急事態宣言に準じた対策を取る「まん延防止等重点措置」の適用を10日に要請する。その一方で7日に県独自の「熊本蔓[まん]延[えん]防止宣言」を出し、10日から31日まで熊本市全域の酒類を提供する飲食店に対し、午後8時までの営業時間短縮を求める。大西一史市長も、市民に午後8時以降の不要不急の外出自粛を徹底するよう呼び掛けている。(中原功一朗、河北希)

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