被災した球泉洞に食堂「幸盛亭」 球磨村、工事関係者らもてなす

熊本日日新聞 | 2021年05月03日 16:07

球泉洞にオープンした食堂「幸盛亭」で食事をする工事関係者ら=球磨村

 昨年7月の豪雨災害からの復旧を進めている熊本県球磨村大瀬の観光鍾乳洞「球泉洞」に1日、食堂「幸盛[こうもり]亭」がオープンした。近くに食事を提供する店はなく、球泉洞を運営する村森林組合が、工事関係者に元気をつけてもらおうと整備した。

 球泉洞は豪雨で裏山が崩れ、洞内への通路や売店、レストランなど3施設に土砂が流入。組合は8月1日の営業再開を目指し復旧を進めている。周辺でも河川や道路の復旧工事が続き、作業員らは食事の際、遠くのコンビニを利用するなど不便を感じていた。

 敷地内の屋根付き休憩スペースを改修し、17席を用意。店名は、洞内に生息するコウモリとかけ、「復興で幸せが訪れるように」と願いを込めた。とんかつや唐揚げ定食、うどん・そば、カレーなどのメニューはボリューム満点。早速、工事関係者や住民が次々に訪れ、胃袋を満たした。弁当も販売する。

 「村は多くの人の力で復旧が進んでいる。おいしい食事で後押ししたい」と組合総務部長の犬童大輔さん(47)。営業は午前10時半~午後2時半。水曜定休。(中村勝洋)

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