人吉球磨で「ウルトラマラソン」 熊本県、23年度開催を計画

熊本日日新聞 | 2021年04月19日 07:17

昨年7月の豪雨で冠水した青井阿蘇神社の楼門。「球磨川ウルトラマラソン」はこれらの文化財を巡るコースが想定されている=2020年7月、人吉市(高見伸)

 昨年7月の豪雨災害からの復興につなげるため、熊本県が人吉球磨地域でのウルトラマラソン開催を計画していることが、18日分かった。2023年度の第1回大会を目指し、地元自治体や関係団体との協議に入る。

 ウルトラマラソンはフル(42・195キロ)よりも走る距離が長く、近年は人気を集めているという。実現すれば、県内では「阿蘇カルデラスーパーマラソン大会」(100キロ、50キロ)に次ぐ大会となる。

 県によると、大会名は「球磨川ウルトラマラソン」(仮称)。コース選定はこれからだが、いずれも人吉市の国宝・青井阿蘇神社や人吉城跡など、地域が誇る文化財を巡る球磨川沿いのルートを想定している。

 水上村のトレーニング施設「水上スカイヴィレッジ」とも連携する。

 実施主体は県や地元自治体などでつくる実行委員会となる予定。21年度中に、運営体制の構築や走る距離など具体的な内容の検討に入る。春先の大会を念頭に置いており、地元で既に開かれている大会と調整する。

 国道219号など被災した道路の復旧や、新型コロナウイルス感染症の沈静化が前提。市民ランナー数千人の参加を目指しており、県は宿泊客の増加や特産物の売り上げ増大を地域の経済浮揚につなげたい考え。

 県観光企画課は「ウルトラマラソンは海外でも人気で、将来はインバウンド(訪日外国人)も期待できる。人吉球磨の宝である球磨川を全国の人に体感してほしい」としている。(臼杵大介)

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