大の里、今年は「一言で良と悪」 新入幕から躍進の一年、稽古納め

共同通信 2024年12月29日 16:28
 朝稽古で相撲を取る大の里(左)=茨城県阿見町の二所ノ関部屋
 朝稽古で相撲を取る大の里(左)=茨城県阿見町の二所ノ関部屋

 大相撲初場所(来年1月12日初日・両国国技館)で大関2場所目を迎える大の里が29日、茨城県阿見町の二所ノ関部屋で今年の稽古を納めた。新入幕から一気に躍進した一年を「いいことも悪いこともあった。一言で表せば良と悪」と総括。9勝止まりの先場所の悔しさが強く「ここで満足しては駄目。来年はいい年にする」と意気込んだ。

 四股やすり足、てっぽうなどの基礎運動でみっちりと汗を流し、十両白熊らと12番取って9勝3敗。冬巡業中と比べて下半身がどっしりしてきた印象で「嫌だなと思うくらい、稽古中にすり足をしている」と明かした。

 年末年始は地元の石川県に帰省せず、年明け2日の稽古始めに備える。

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