米、対中関税を強化 太陽光発電設備の基幹部品

共同通信 2024年12月12日 00:59

 【ワシントン共同】米通商代表部(USTR)は11日、対中関税を強化する製品の追加を発表した。太陽光発電設備の基幹部品であるウエハーやポリシリコンのほか、タングステン製品が対象で、いずれも来年1月1日に実施する。相手国の不公正貿易に対する一方的な制裁を認めた米通商法301条に基づく措置。

 ウエハーとポリシリコンの関税は50%とし、タングステン製品は25%に引き上げる。タングステンは重要鉱物で、自動車製造などで使われる。

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