サイバー攻撃で少年ら3人摘発 15カ国が共同捜査、警察庁
警察庁は11日、企業などのサイトに大量のデータを送り付けてサーバーに負担をかけるDDoS(ディードス)攻撃をしたとして、今年8月以降、当時中学生の少年2人を含む3人を摘発したと発表した。いずれも攻撃を代行するウェブサービスを利用しており、欧州刑事警察機構(ユーロポール)が主導し、日本を含む15カ国が参加した国際共同捜査で判明した。
警察庁は2023年9月に捜査に参加し、海外捜査機関から提供されたサーバーのデータを解析した。
解析結果を基に警察は今年、通っている中学校の関連サイトなどを攻撃したとして、少年1人を電子計算機損壊等業務妨害未遂の疑いで書類送検するなどした。