バングラ、爆発事件で死刑破棄 二審、19人全員を無罪に
【ニューデリー共同】バングラデシュの高等裁判所は1日、2004年8月に首都ダッカで政党の集会を狙った爆発で24人が死亡した事件を巡り、殺人などの罪で被告19人に死刑を言い渡した一審判決を破棄し、全員を無罪とした。地元メディアが報じた。
高裁は、一審が認定した自白調書の信用性を否定した。事件では当時野党だったアワミ連盟(AL、現与党)の集会に手りゅう弾が投げ込まれ、約300人の負傷者も出た。ハシナ党首もいたが、無事だった。
ハシナ氏は09年から首相を務めたが、激化した学生デモを受けて8月に辞任、インドに脱出し政権が崩壊した。現在はノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏が暫定政権を率いる。
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