台湾で「屈辱忍ぶ」と薄氏の息子 習氏の政敵、結婚披露宴で
【香港共同】中国の習近平国家主席のかつての政敵で、汚職で失脚した薄熙来元重慶市共産党委員会書記の息子の薄瓜瓜氏が、台湾人女性との結婚披露宴のあいさつで「(中国で収監中の両親は)人民と大局の犠牲のため、身をもって屈辱を忍んで重責を担っている」と語った。30日付の香港紙、星島日報がインターネットに出た映像を基に伝えた。
同紙によると、薄瓜瓜氏は台湾で11月23日に行った披露宴で、両親は宴に出席できないと述べた上で「私の心は(両親への)愛でいっぱいだ」とも語った。
相手の女性は台湾北東部・宜蘭県の病院経営者一族の出身で、2人は留学先の米コロンビア大で知り合ったという。