ノートルダム聖堂内部公開 火災から5年超、再開控え

共同通信 2024年11月29日 21:05
 公開されたノートルダム大聖堂の内部=29日、パリ(ロイター=共同)
 公開されたノートルダム大聖堂の内部=29日、パリ(ロイター=共同)
 フランス・パリのノートルダム大聖堂を視察するマクロン大統領(左端)=29日(ロイター=共同)
 フランス・パリのノートルダム大聖堂を視察するマクロン大統領(左端)=29日(ロイター=共同)

 【パリ共同】2019年4月に火災に見舞われ、修復が進められてきたフランス・パリのノートルダム大聖堂の内部が29日公開された。パリ観光の目玉の一つで世界遺産の大聖堂は惨事から5年超を経て、12月8日から一般に公開される。

 マクロン大統領が視察する様子が生中継され、再建された天井や壁など大聖堂の新たな姿が映し出された。壁などはクリーム色で明るくなった印象で、マクロン氏は声明で「以前より美しさが増し、新たな輝きを放っている」と述べた。

 大聖堂は高層部から出火。屋根が炎上し尖塔が焼け落ちる様子が生中継され、世界に衝撃を与えた。修復作業は焼失した尖塔や屋根組みの復元が工事の中心となった

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