仏、長射程兵器の使用容認 ロシア領攻撃は「自衛の論理」

共同通信 2024年11月24日 05:37
 9月、取材に応じるフランスのバロ外相=米ニューヨークの国連本部(共同)
 9月、取材に応じるフランスのバロ外相=米ニューヨークの国連本部(共同)

 【キーウ共同】フランスのバロ外相は英BBC放送のインタビューで、ウクライナはフランスが供与した長射程兵器でロシア領を攻撃できるとの認識を示した。攻撃は「自衛の論理」とし、長射程兵器による攻撃容認を初めて公言した。既に使用されたかどうかは明言しなかった。BBCが23日に報じた。

 ウクライナによる米英供与の長射程兵器攻撃を巡っては、ロシアが最新式ミサイルで報復攻撃するなど緊張が激化。フランスが供与した長距離ミサイル「スカルプ」(射程250キロ)も使われれば、ロシアがさらに激しい報復に踏み切る可能性がある。

 バロ氏はインタビューで、ウクライナ支援に「越えてはならない一線はない」と強調した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧