ロシア大統領、発射継続を表明 最新式中距離ミサイル、量産へ

共同通信 2024年11月23日 19:28
 22日、モスクワでロシア国防省幹部らと会合を開いたプーチン大統領(左)(タス=共同)
 22日、モスクワでロシア国防省幹部らと会合を開いたプーチン大統領(左)(タス=共同)

 【モスクワ、キーウ共同】ロシアのプーチン大統領は22日、ウクライナに向け発射した最新式中距離弾道ミサイル「オレシニク」について「ストックを有しており、ロシアの安全保障への脅威次第では実戦の場も含め発射実験を今後も続けていく」と警告した。国防省や軍事産業の幹部との会合で述べた。

 プーチン氏はオレシニクの開発に関わった関係者に謝意を示し、量産体制を確立する必要があると表明。戦略ミサイル部隊のカラカエフ司令官は、オレシニクは「欧州全土の標的の攻撃が可能となる」と報告し、大量に発射すれば核兵器の使用に匹敵すると主張した。

 ロシアは21日、ウクライナが米欧製の長射程兵器でロシア領を攻撃したことへの報復として、東部ドニプロにオレシニクを発射した。ウクライナメディアによると、ウクライナ国防省情報総局のスキビツキー副局長は22日、ロシアがオレシニク10発程度を保有している可能性があるとの見方を示した。

 国防省情報総局は通信アプリに、オレシニクはロシア南部アストラハン州から約800キロ先のウクライナ東部ドニプロまで飛行したと投稿した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「国際」記事一覧