激戦7州、最終盤も接戦 米紙調査「行方は極めて不透明」
【ワシントン共同】米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は3日、大統領選の激戦7州の世論調査を公表した。民主党候補ハリス副大統領と共和党候補トランプ前大統領の支持率の差はいずれも4ポイント以下で誤差の範囲内。5日の投開票まで残り2日の最終盤でも接戦が続いており「レースの行方は極めて不透明だ」と伝えた。
トランプ氏は東部ペンシルベニア州の集会で、敗北した前回大統領選は不正があったとする陰謀論を展開し、政権の座を「去るべきではなかった」と主張した。ハリス氏は中西部ミシガン州で記者団に「自由で公正な選挙を実施した事実から目をそらせようとしている」と反発。トランプ氏が今回も不正を主張する可能性があるとして警戒する。
同紙によると、ハリス氏とトランプ氏の激戦州の支持率は、西部ネバダが49%対46%、南部ノースカロライナ48%対46%、中西部ウィスコンシン49%対47%、南部ジョージア48%対47%、西部アリゾナ45%対49%、ペンシルベニアとミシガンは同率。調査は10月24日~11月2日に実施した。
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