兵庫知事選、前尼崎市長が出馬へ 斎藤氏は自動失職

共同通信 2024年9月29日 18:46
 稲村和美氏
 稲村和美氏

 パワハラなどの疑惑告発文書問題を巡り兵庫県議会で不信任決議を受けた斎藤元彦知事が30日、地方自治法に基づき自動失職する。50日以内に行われる出直し知事選に出馬する考えを示している。この知事選に同県尼崎市の前市長稲村和美氏(51)が出馬する意向を固めたことが判明。共同通信の取材に本人が認め「県民本位で幅広く皆さんと一緒に挑戦を進めたい」と意欲を示した。

 関係者によると稲村氏を支援する政治団体も設立され、10月上旬に本人が出馬表明する見通し。

 稲村氏は神戸大大学院を修了後、証券会社勤務を経て2003年の県議選で初当選。10年に当時全国最年少の女性市長として38歳で尼崎市長に初当選した。3期務め、市職員の給与削減などを進めて財政再建に取り組んだ。

 稲村氏については、候補者選定を急ぐ最大会派自民党内部でも名前が浮上しているが、慎重論も出ている。本人の出馬意向を踏まえ、今後対応を協議するとみられる。維新の会は独自候補として国会議員の擁立を目指す考え。共産党は無所属で出馬する医師を支援すると表明した。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧