情報保護委、虚偽報告で業者告発 NTT西子会社情報流出事件で

共同通信 2024年9月27日 16:55

 NTT西日本の子会社で働いていた元派遣社員の男(64)が900万件を超える顧客情報を不正に持ち出した事件に絡み、情報の売却先とされる名簿業者が事件発覚前に虚偽の報告をしていたとして、政府の個人情報保護委員会が個人情報保護法違反容疑で、業者と取締役を岡山県警に刑事告発していたことが27日、県警などへの取材で分かった。受理は13日付。

 刑事告発したのは名簿業者「中央ビジネスサービス」(東京)。事件発覚前の2023年8月、同法に基づき個人情報保護委に報告を求められた際「22年4月~23年6月の期間、第三者から個人データの提供を受けた実績はない」と虚偽の返答をしたとしている。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「社会」記事一覧