デブリカメラ異常、高線量影響か 中断前の格納容器底部の画像公開
東京電力は26日、福島第1原発2号機でのデブリの試験的取り出しで、採取装置のカメラの映像が遠隔操作室のモニターに映らなくなったのは、原子炉格納容器内の高い放射線がカメラに影響したのが原因の可能性があるとの見方を明らかにした。採取装置は格納容器から抜き出しており、線量が低い状態に数日置いた後、映像が映るかどうかを確認するという。
デブリの取り出しはカメラの異常で17日に中断。東電は中断前の14日に採取装置を格納容器底部のデブリに接触させた際の画像を公開した。底部には、小石状のデブリが多数あった。2019年にも付近を撮影しており、担当者は「状況に大きな変化はない」としている。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「科学・環境」記事一覧-
再稼働4年でプール上限 柏崎原発の使用済み燃料
共同通信 -
H2Aロケット打ち上げ成功 情報収集衛星「レーダ8号機」
共同通信 -
核燃料、初の中間貯蔵開始 東電柏崎原発使用済み69体搬入
共同通信 -
世界の技術革新、日本13位 中印が10年間で急上昇
共同通信 -
使用済み燃料きょう搬入 国内初、青森の貯蔵施設へ
共同通信 -
国内8活火山を重点評価へ 岩手山や桜島、政府調査委
共同通信 -
琵琶湖、猛暑で最も早く無酸素に 湖底生物の死や環境影響懸念
共同通信 -
気候変動対策は経済変革の扉開く 国連事務局長、産業界に行動促す
共同通信 -
次の小惑星は「トリフネ」 はやぶさ2、26年通過観測
共同通信 -
中間貯蔵、26日にも燃料搬入 運搬船、青森の港沖合到着
共同通信