片山慎三監督作がコンペに 第37回東京国際映画祭

共同通信 2024年9月25日 19:16
 東京国際映画祭のラインアップ発表会見で、写真撮影に応じる(左から)大九明子監督、吉田大八監督、菊地凛子さん、片山慎三監督、入江悠監督=25日午後、東京都千代田区
 東京国際映画祭のラインアップ発表会見で、写真撮影に応じる(左から)大九明子監督、吉田大八監督、菊地凛子さん、片山慎三監督、入江悠監督=25日午後、東京都千代田区

 第37回東京国際映画祭(10月28日~11月6日)のラインアップ発表会が25日、東京都内で開かれた。最高賞を競うコンペティション部門は15作品が選ばれ、日本作品では片山慎三監督の「雨の中の慾情」、大九明子監督の「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」、吉田大八監督の「敵」の3作品が決まった。

 「雨の中の慾情」はつげ義春さんの短編漫画を原作に、男女の奇妙な関係を夢幻的に描いた。「今日の空が―」は、お笑いコンビ「ジャルジャル」の福徳秀介さんの恋愛小説を映画化。「敵」は筒井康隆さんの小説が原作で、元大学教授の平穏な暮らしを不穏な出来事が襲う。

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