奥能登、看護師離職相次ぐ 拠点4病院、自宅被災も
能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県輪島市の市立輪島病院で、在籍する看護師133人のうち、21%に当たる28人が離職を決めたり、離職の意向を示したりしていることが20日、病院への取材で分かった。輪島病院を含む奥能登地域2市2町の拠点4病院では、看護師が離職する動きが相次いでおり、地域医療体制を維持できなくなる懸念も出ている。
輪島病院によると、自宅が被害を受け、住めなくなっていたり、子どもの進学や配偶者の仕事の関係で他の地域に移らざるを得なかったりするケースがある。被害が小さい地域などで落ちついて子育てをしたいとの意向を持つ人もいるとみられるという。
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