空間除菌で優良誤認表示 消費者庁、4社に措置命令

共同通信 2024年1月31日 21:01
 消費者庁が入居しているビル、「山王パークタワー」=東京・永田町
 消費者庁が入居しているビル、「山王パークタワー」=東京・永田町

 消費者庁は31日、二酸化塩素による空間除菌をうたった商品に合理的根拠がなく、景品表示法違反(優良誤認表示)に当たるとして、販売4社に再発防止を求める措置命令を出したと発表した。

 消費者庁によると、対象商品は興和(名古屋市)の「ウイルス当番」、中京医薬品(愛知県半田市)の「エアーマスク」、ピップ(大阪市)の「ウィルリセット」、三和製作所(東京都江戸川区)の「二酸化塩素発生剤クロッツ空間除菌」。4社は、商品パッケージで「空間の細菌・ウイルスを除去」「空間除菌」などと表示していた。

 4社から提出された資料は、いずれも室内空間での除菌効果を裏付ける合理的な根拠とは認められなかった。

RECOMMEND

あなたにおすすめ
Recommend by Aritsugi Lab.

KUMANICHI レコメンドについて

「KUMANICHI レコメンド」は、熊本大学大学院の有次正義教授の研究室(以下、熊大有次研)が研究・開発中の記事推薦システムです。単語の類似性だけでなく、文脈の言葉の使われ方などから、より人間の思考に近いメカニズムのシステムを目指しています。

熊本日日新聞社はシステムの検証の場として熊日電子版を提供しています。本システムは研究中のため、関係のない記事が掲出されこともあります。あらかじめご了承ください。リンク先はすべて熊日電子版内のコンテンツです。

本システムは「匿名加工情報」を活用して開発されており、あなたの興味・関心を推測してコンテンツを提示しています。匿名加工情報は、氏名や住所などを削除し、ご本人が特定されないよう法令で定める基準に従い加工した情報です。詳しくは 「匿名加工情報の公表について」のページ をご覧ください。

閉じる
注目コンテンツ
全国のニュース 「医療」記事一覧