札幌で6歳未満男児が脳死 心臓、肝臓、腎臓を移植
日本臓器移植ネットワークは27日、札幌市の手稲渓仁会病院に低酸素脳症で入院していた6歳未満の男児が24日午前11時40分、臓器移植法に基づく脳死と判定されたと発表した。家族が臓器提供を承諾した。
心臓は東京大病院で10歳未満の女児、肝臓は自治医科大病院(栃木県下野市)で10歳未満の女児、腎臓は日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院(名古屋市)で10代の女性に移植。肺は適合者がおらず、小腸は医学的理由で移植を断念した。
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