PFAS許容量、従来通り 人の摂取、食品安全委
発がん性などが指摘される有機フッ素化合物(PFAS)の健康影響を評価している内閣府の食品安全委員会が、人が1日に摂取する許容量として、これまで暫定目標値の検討で採用されたのと同じ水準を示す方向であることが25日、分かった。体重1キロ当たり20ナノグラム(ナノは10億分の1)で、26日に開く作業部会で詰めの議論をする。関係者が明らかにした。
政府は、食品安全委の結論を踏まえ水道水などに含まれるPFAS濃度の暫定目標を見直す方針だが、数値は据え置きになる可能性がある。政府関係者は「規制は前進も後退もないだろう」との見方を示した。
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