新型コロナ、6週連続で増加 年末分、被災地で拡大懸念
厚生労働省は10日、全国約5千の定点医療機関から昨年12月25~31日に報告された新型コロナの新規感染者数は計2万7987人で、1医療機関当たり5・79人だったと発表した。前週比1・27倍で、6週連続で増加した。
今回の集計期間後に発生した能登半島地震の影響で、石川県の一部の報告は含まれていない。被災地では、新型コロナの他、インフルエンザ、ノロウイルスの感染報告があり、拡大が懸念されている。厚労省は、避難所での感染対策としてマスク着用や手洗い、換気などを呼びかけている。
都道府県別で1医療機関当たりの感染者が多かったのは北海道12・28人、長野10・65人、愛知9・19人。
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