マイナ保険証利用4・33% 11月、7カ月連続低下
厚生労働省は27日、マイナンバーカードに健康保険証の機能を持たせた「マイナ保険証」の11月の利用率は4・33%だったと公表した。10月の4・49%から微減で、7カ月連続の低下。政府は来年12月に現行の健康保険証を廃止し、マイナ保険証に一本化する方針を決めたが、利用率は依然低迷している。
岸田文雄首相は今月12日、健康保険証の発行を来年秋に終了すると表明。政府は22日に、来年12月2日から新規発行を停止する政令を閣議決定した。
マイナンバーを巡って情報のひも付け誤りなどトラブルが相次ぎ、マイナ保険証に不安を覚える国民がいまだに多いことが浮き彫りとなった。
RECOMMEND
あなたにおすすめPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「医療」記事一覧-
iPSで「心臓周皮細胞」 新たな心不全治療の開発も
共同通信 -
「今の保険証残して」抗議 マイナ巡り医療関係者ら
共同通信 -
血液がん遺伝子検査が実用化 網羅的に解析、診断に有用
共同通信 -
介護費用、11兆5139億円に 高齢化で最多更新、23年度
共同通信 -
緊急避妊薬、試験販売284薬局 さらに増加見通し、処方箋なし
共同通信 -
無床診療所の使用、審議差し戻し 中絶薬、医会の慎重論で
共同通信 -
移植見送り調査結果公表 厚労省、有識者で対応検討
共同通信 -
アルツハイマー病、米の新薬承認 イーライリリーの「ドナネマブ」
共同通信 -
精神科の訪問看護、見直しへ 過剰請求受け、厚労省が実態調査
共同通信 -
23年の臓器移植見送り509人 医療機関態勢整わず、厚労省調査
共同通信