ロシア打倒へ世界団結訴え ゼレンスキー氏、安保理会合参加
【ニューヨーク共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は19日、国連総会一般討論で演説し「侵略者を倒すため団結しなければならない」と訴え、世界の首脳らに支援を呼びかけた。各国で支援継続を疑問視する声が上がる中「平和に向けた全ての国の取り組み」が必要だとして、欧米主要国だけでなく、グローバルサウスと呼ばれる新興・途上国が対ロシア包囲網に加わることの重要性を強調した。
20日には、ウクライナ情勢に関する国連安全保障理事会の会合に初参加した。ロシアのラブロフ外相は会合の冒頭、姿を確認できなかった。出席すれば国家元首が敵国の外相と公に対峙する異例の機会になるとみられた。ゼレンスキー氏はロシアの侵攻に対し、自衛の権利を行使していると述べた。会合には岸田文雄首相も出席した。
ゼレンスキー氏はニューヨークで、ロシアとの関係を維持する南アフリカやケニアの首脳と相次いで会談した。自身が提唱する和平案「平和の公式」やロシアによる黒海封鎖で滞っているウクライナ産穀物輸出の正常化に向けて協議した。
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