地元スギ材でベンチできた 水俣高建築コース3年生、市に寄贈へ

熊本日日新聞 | 2021年02月14日 16:00

水俣高の電気建築システム科の3年生が製作したベンチと資源ごみ分別箱=水俣市

 熊本県水俣市の水俣高電気建築システム科建築コースの3年生10人が、同市の産学官連携事業「ウッドコネクトプロジェクト」の一環で、地元のスギ材などでベンチと資源ごみの分別箱を製作した。15日、市に寄贈する。

 同プロジェクトは、同校が市の教育研究拠点「水俣環境アカデミア」や市建具組合、林業事業者らと連携し、生徒たちに森林保全や木材加工技術の伝承に関心を持ってもらう狙いで2018年度に開始。1年次から、スギの伐採体験をしたり、加工の方法を習ったりしてきた。

 今回の製作は活動の集大成で、昨年9月から作業を本格化。自分たちで伐採したスギを材料にした建築材や合板を作る際に出る廃材を使い、幅1・6メートルのベンチ2脚と、スタンド型の分別箱30個を作った。

 ベンチは、市総合医療センターと市総合体育館に設置。分別箱は、18個を校内で活用し、残り12個は市役所仮庁舎などの公共施設に置いてもらう。

 生徒の白坂あやみさんは「チェーンソーなど普段使う機会のない道具を触らせてもらい、勉強になった。出来は満足。多くの人に使ってほしい」と話した。(石本智)

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