カンヌ脚本賞の坂元裕二氏が講義 「誰か一人に届けたい」
フランスで開かれた第76回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門出品作「怪物」で脚本賞を受賞した坂元裕二さん(56)と監督を務めた是枝裕和さん(61)が10日、東京都新宿区の早稲田大で講義し、製作にまつわるエピソードを語った。
脚本の執筆方法について、坂元さんは「自分の感じたことがベース。自分の中にあるものを、誰か一人に届けたいと思って作っている」と丁寧な口調で説明した。
「怪物」は母親、教師、子どものそれぞれの視点で、ある事件を描く。子どもの視点のパートは「友達と秘密基地を作ったり、学校では話せなかったりしたことを思い出しながら書いた」と話した。
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