認知症研修、24年度に義務化 厚労省、資格ない介護職に
厚生労働省は2024年度から、専門資格を持たず介護に携わる職員への「認知症介護基礎研修」を完全に義務化する。介護福祉士やホームヘルパー、看護師といった専門知識を身に付けた職員が多い一方、医療や介護に関する特別な資格がなく従事する人もいるため。認知症の人への対応方法や世話をする際の留意点を学んでもらう。
資格がない人への研修義務化は21年度に始まった。23年度末まで3年間の猶予が設けられている。高齢化に伴い認知症になる人が増える見通しで、完全義務化により現場の対応力の向上を図る。
厚労省が20年に示したデータによると、介護職員のうち6%程度は特別な資格がなく働いている。
KUMANICHIPICK
くまにちレコメンドPICK UP
注目コンテンツNEWS LIST
全国のニュース 「医療」記事一覧-
孤独感「ある」が39%、横ばい 23年政府の2万人調査
共同通信 -
マカダミアナッツを追加 アレルギー表示見直し
共同通信 -
経鼻インフルワクチン申請 スプレー式、阪大微研
共同通信 -
「認知症との共生社会に」初会合 当事者参加、秋に基本計画決定へ
共同通信 -
育児中ストレス、腸内環境と関連 母親調査、京大
共同通信 -
ウーバー、全国で処方薬を配達へ 薬局チェーンなど4社と提携
共同通信 -
中卒者、死亡率1・4倍 がん検診の低迷、喫煙が影響か
共同通信 -
希望者が臓器移植できる社会を 患者団体ら、厚労省に要望
共同通信 -
高齢者保険料、4月から引き上げ 医療、75歳以上540万人対象
共同通信 -
心臓移植の女児が支援に感謝 募金5億円超を引き継ぎ、川崎
共同通信